「なんで母が借金なんて💦」 はじめはそう思っていました。
でも、いろんなことを振り返っていくうちに、 それは単なる“お金の問題”ではなく、
母自身の心の問題だったんだなぁと思いました。
この記事では、母が借金を抱えるまでに至った理由を、介護・家族・心の視点から整理しています。
同じように親のお金の問題で悩む方のヒントになれば嬉しいです✨
介護が終わってから、母の様子が変わった
司法書士事務所へ行った帰り道のこと。 近くのファミレスで一息ついていると、母がふと、
「実父が亡くなってから、なんか気が抜けちゃって。最近記憶が飛んだり、見覚えのない請求書が届いたり、予定をすっぽかしちゃったりすることがすごく多かったんだよね…」
そんなふうに言ったんです。
ああ、母ってずっと張りつめてたんだなぁ…って、今までうすうす感じてはいたけど母を過信しすぎていたんだなぁと思いました💦
20代~50代まで、義両親と実父の3人の介護をしながら、
父が亡くなってからは3人の子育てもこなし続けてきた母。
「家族のために頑張ること」が母にとっての当たり前で、
その重責がようやく終わったとき、ぽっかりと穴が開いてしまったのかもしれません。
最後に亡くなった実父の死後、生活リズムが崩れていき、片付けやお金の管理も少しずつゆるんでいったのだと思います。
母が借金をするようになった理由は?その背景にあること
原因はひとつではありませんでした。
母の性格、人生の選択、家族の関わり方。 いろんなものが少しずつ積み重なって、
気づいたときにはもう、どうにもできない状態になっていたんだと思います。
なぜ母が借金をしてしまったのか?自分なりに要因をまとめてみました。
母の状況や性格などいろいろな原因が複雑に絡んでいる感じがします💦
- 早くに夫を亡くし、金銭管理を一人で抱えるようになった
- 義両親・実父の介護を長年一人でこなして長年無理をしていた
- 若くして結婚し、社会経験がないまま、夫の死後大金を扱うようになった
- 子育てと介護が終わるタイミングで事業を開始、【投資】とお金の使い方が大胆に
- 片付けが苦手で生活が乱れていた
- 家計管理がどんぶり勘定で、収支が把握できていなかった
- “お得感”のある買い物に弱く、必要以上に購入してしまう
- 物が捨てられず、必要なものも把握できず重複購入していた
- 定期購入を解約せず放置していた
- 人に頼まれると断れず、出費が重なっていた
- お医者さんなどの「人脈」に魅力を感じていた
- 食べないもの・使わないものも付き合いで購入していた
- 家族でお金の話をしないよう育てられ、自分も避けていた
- 「裕福な家庭キャラ」を無意識に演じてしまっていた
- 人に頼るのが苦手で、何でも自分でやろうとしていた
- プライドが高く、弱音が言えなかった
- 新しいことに興味はあるけれど続かない
- 本を集めるのが好きだが読まずに放置していた
- LINEグループに入りすぎて、連絡を見逃すことが増えた
- 連絡が取れず、心配されることが多かった
- よく人にごちそうしていた
- ネットワークビジネスに関心を持ちやすかった
- 社長会のようなコミュニティに毎月参加し成功している人と情報交換をしていた
こうして並べてみると、「浪費家だった」なんて一言では語れません。
むしろ、頑張りすぎて、自分の心が後回しになっていった人の末路だったように思います。
家族で“お金の話”を避けてきたことが生んだ孤独
私たち兄弟も、「相続でもめたくないから」「自分たちの稼ぎじゃないものは期待しないように」
と教えられて育ちました。
だからこそ、お金の話を“避けるべきもの”だと思い込み、 家のことにも関わらないようにしてきたんです。
それが“正しいこと”だと信じていた。 むしろ洗脳されていたのかも…😂(笑)
でも今になって思うのは、
母にすべてを任せきりにしたことが、孤独を深めてしまったのかもしれないということ。
もっと早く、気軽にお金の話ができていたら。 もっと早く、母の「変化」に気づいてあげられていたらと思います。
借金の裏には「心のサイン」があることも
「借金=だらしない」そんなイメージがあるかもしれません。
でも、母の姿を見て気づいたことがあります。
借金は、“心が疲れた”ときのサインでもある。
母は決して、ラクをしたくて借金をしたのではありませんでした。 「家族のために」「誰かのために」「ちゃんとしなきゃ」と思い続けて、 いつの間にか、自分自身が壊れていったのだと思います。
あとがき:これから、どう向き合っていくか
今、私にできるのは、過去を責めることではなく、
これからの時間を、母と一緒に大切にしていくことだと思っています。
母が安心して暮らせるように。 そして、私たち家族も、もう一度しっかり向き合えるように。
一歩ずつ、できることを積み重ねていけたらと思います。
※この記事では、「親の借金」「介護後の喪失感」「心のケアとしての借金」などのテーマに触れています。 同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

コメント